株式会社ヤマダ電機の財務状況です。
96年から連続して増収を続けてきましたが、11年をさかいに減少に転じました。
営業利益、最終損益共に11年をピークとして減少に転じています。
11年には5.7%だった営業利益率は2%まで低下しています。
総資産は06年と比較して約2.5倍に増加しています。
ROE、ROAともに大きく低下しています。利益剰余金は一定して増加傾向です。
13年には営業キャッシュフローがマイナスに転じました。
13年には営業キャッシュフローがマイナスに転じました。
11年まではテレビの売上が急増しましたが、その後急速に売上が減少しています。
売上高では業界1位のヤマダ電機が他の量販店を大きく引き離しています。
これまで破竹の勢いで成長を続けてきたヤマダ電機ですが、ここにきてその勢いは完全に止まってしまいました。地デジ特需が終了しネット通販が最大の脅威となっているなか、どのような展開をして業績回復を図るのかに注目が集まります。