2013年11月19日火曜日

キャノン株式会社

キャノン株式会社の財務状況
キャノン株式会社の財務状況です。



キャノン株式会社の売上高推移
07年をピークに売上高が減少傾向です。

キャノン株式会社の業績推移
12年度の営業利益は07年ピーク時の半分以下になってしまいました。

キャノン株式会社の損益計算書及び利益率
営業利益率の低下が著しくみられます。

キャノン株式会社のバランスシート推移
負債比率も低く、バランスシートは健全です。

キャノン株式会社の利益剰余金及び資産効率
ROE,ROAともに低下しています。利益剰余金は一定の割合で増加しています。

キャノン株式会社のキャッシュフロー推移
営業CF、投資CFが減少傾向ですが、フリーCFはプラスを維持しています。

キャノン株式会社のキャッシュフローマトリクス
営業CF、投資CFが減少傾向ですが、フリーCFはプラスを維持しています。





キャノン株式会社のセグメント構成
オフィスが主要セグメントで、全体の約半分を占めています。

キャノン株式会社のセグメント構成
製品カテゴリーで見るとプリンター機器とカメラが主要製品です。

キャノン株式会社のセグメント別業績
産業機器その他のセグメントが低利益率です。

キャノン株式会社のセグメント別業績推移
各セグメントとも成長しておらず、オフィスの営業利益は急落しています。

キャノン株式会社の主要製品売上高推移
各主要製品は停滞・減少傾向が続いています。

キャノン株式会社の地域別売上高構成
主要大陸でバランスよく売上を上げています。

キャノン株式会社の地域別売上高推移
アジア・オセアニア地域のみ売上高が成長し、他の地域は減少・横ばい傾向です。

キャノン株式会社のタイプ別カメラ販売台数
一眼、コンパクトでは販売台数トップですが、ミラーレスでは第5位に位置しています。

デジカメ世界出荷台数シェア
キャノンのデジカメ世界出荷台数シェアは第1位です。



これまで順調に成長してきたキャノンですが、リーマンショック以降業績が低下し続けており、回復の兆しが見られません。強みであったカメラはスマートフォンに、プリンターはクラウドを利用した情報共有・ペーパーレスの流れに押され成長が止まってしまいました。
スマホ、クラウドの流れは新興国や途上国でもすでにおきており、単純に新たな国の市場を狙う戦略だけでは厳しそうです。