2013年9月15日日曜日

テルモ株式会社

テルモ株式会社の財務分析
テルモ株式会社の財務状況です。 PDFはこちら


テルモ株式会社の業績推移
 12年度にはアメリカの医療機器メーカー「カリディアンBCT社」を買収。売上高は成長しているものの、営業利益はそれに見合った伸びを出せていません。

テルモ株式会社の損益計算書及び利益率
 粗利益率は横ばい、営業利益率は低下傾向です。

テルモ株式会社のバランスシート推移
 企業買収により12年度から総資産が増加しています。総資産の構成を見てみると、純資産に対する負債の割合が高くなっています。

テルモ株式会社のキャッシュフロー推移
 買収による投資キャッシュフロー増加により、12年のフリーキャッシュフローは大きくマイナスになりました。

テルモ株式会社のキャッシュフローマトリクス
 毎年のフリーキャッシュフロー額はそれほど大きくはありません。

テルモ株式会社の現金残高及び資産効率
 ROAが10年以降大きく低下しています。

テルモ株式会社のセグメント構成
 テルモの事業セグメントは心臓血管領域事業、ホスピタル事業、血管システム事業の3つです。





テルモ株式会社のセグメント別業績
 心臓血管領域事業とホスピタル事業が収益の基盤になっています。

テルモ株式会社の地域別売上高構成
 地域別売上では日本がトップ。次いでアメリカ、ヨーロッパ、アジアその他の地域となっています。

テルモ株式会社の地域別売上高推移
 売上高は各地域セグメントで順調に伸びています。

医療機器メーカー売上高
テルモは医療機器メーカーとして国内最大手ですが、世界トップのジョンソン&ジョンソンとは売上高に大きな差があります。





順調に売上高を伸ばしていますが、それが営業利益に繋がっておらず厳しさがうかがえます。海外市場の開拓が急務ですが、そこにはJ&Jなどのジャイアントがおり一筋縄ではいかなさそうです。